猫が13歳以上の高齢になるとかかりやすい病気の慢性腎不全(まんせいじんふぜん)は、病気がそうとう進行しないと症状が出ない病気です。病気自体が見つけにいため、猫が7歳以上の高齢になってきたら、慢性腎不全の予防を心がけるようにしましょう。

具体的な予防方法としては、「適切なキャットフードを選ぶ」「自宅でできる簡単なケアをする」「水分を多く摂取する」などがあります。

このようなことを気を付けてあげることで、あなたの猫は確実に健康に過ごせる期間を延ばすことができます。今回は、あなたの愛猫のための腎臓病対策のキャットフードの選び方と自宅でできる腎臓ケアのポイントについてお話をします。

腎臓の働きと慢性腎不全(まんせいじんふじん)

猫の腎臓は背中側に左右2つあります。腎臓の働きにはさまざまなものがありますが、特に重要な働きは、尿を作り老廃物を体外に排出するというものです。そのことについて以下に詳しく説明を行います。

まず、身体の中を流れる血液は腎臓に集まります。腎臓は血液の中の身体に必要なもの不要なものを分別する働きがあります。そのため、必要な栄養素は身体に戻されますが、不要な老廃物(ろうはいぶつ)は尿として体外に排出されます。

つまり、腎臓には必要なものと不要なものをフィルターにかけ、血液を常にキレイに保つ機能があるのです。

では万一、腎臓が機能しなくなるとどのようなことが起こるのでしょうか。腎臓の老廃物をろ過するフィルター機能が失われてしまうため、身体に毒素がまわり内臓にダメージを与えることになります。

慢性腎不全(まんせいじんふぜん)の代表的な症状は、嘔吐(おうと)・食欲不振・多飲多尿(たいんたにょう)があります。症状が現れたときには、既に腎臓の機能の70%以上が失われていることもあります。

一旦失われた腎臓機能は元に戻ることはないため、慢性腎不全になってしまったら完治することはありません。そのため、猫が10歳以上になったら、慢性腎不全を予防するようにしましょう。

腎臓病を予防するキャットフードの条件

腎臓病を予防するためには、腎臓に負担をかけないキャットフードを選ぶことが重要です。腎臓に負担をかけないキャットフードの条件は以下の通りです。

・リンの量が控えめであること

・オメガ3脂肪酸を多く含んでいること

・便通を整える効果があること

それぞれの理由について説明をします。

リンの量が控えめである

リンは猫の身体にとって必須となるミネラルです。リンは骨や歯、細胞を作るために必要になります。ただ、腎臓機能が低下してしまうと余分なリンを捨てることができなくなります。そうなるとリンが猫の身体の中に溜まってしまい、腎臓に負担をかけるようになります。

このような理由から、シニア(7歳)以上の猫用キャットフードには、リンが制限されたものが多くあります。また、グレインフリーのキャットフードには全年齢猫用のものがあります。その場合、リンの量が少ないものを選んであげるようにしましょう。リンの含有量は1.0%以下のものを選ぶようにしましょう。

オメガ3脂肪酸を多く含んでいる

オメガ3脂肪酸は猫の身体の構成成分としてなくてはならない栄養素です。オメガ3脂肪酸の中で最も代表的な脂は、DHA、EPAがあります。DHAやEPAは、サバ、マグロ、イワシなどの青魚に多く含まれています。

脂肪酸は猫の身体の細胞を作る細胞膜の成分となります。魚に多く含まれるDHAやEPAには細胞をしなやかにする効果があります。

血液を身体の隅々まで巡らすためには、血管の細胞膜が柔らかいことが重要です。血管の細胞膜が柔軟であれば、血液の流れがスムーズになり、全身に酸素や栄養素が届けられたり、血管の中の老廃物が掃除されたりします。

血液が滞ることなく確実に流れることにより、血液をろ過する腎臓に過剰な負担がかかりません。このように、DHAやEPAには、猫が健康に過ごすためには欠かせない栄養素となります。

ほとんどのキャットフードの成分表には、DHAやEPAの含有量の表示があります。高齢猫のキャットフードを選ぶ際には、DHAやEPAがなるべく多く含まれているものを選んであげるようにしましょう。

便通を整える効果がある

高齢猫になると運動不足や水分不足により便秘をすることが多くなります。便秘で腸の中に老廃物が溜まったままの状態になると、血液中に毒素であるアンモニアの量が多くなります。血液が汚れることで、腎臓や肝臓に負担がかかります。

日ごろからあなたの猫がしっかりウンチをしているかどうかをチェックすることが重要です。高齢猫に与えるキャットフードには便秘予防のための食物繊維が含まれているものや、腸の働きを整える乳酸菌が含まれているものを選んであげるようにしましょう。

腎臓病予防におすすめキャットフード

腎臓病予防におすすめのキャットフードを以下に紹介します。我が家の猫に与えているフードです。

アカナ パシフィカ

アカナはカナダのキャットフードメーカーによって作られているキャットフードです。鶏や七面鳥がメインのワイルドプレイリ―、数種類の魚がメインのパシフィカ、羊肉がメインのグラスランドの3種類の味があります。

原材料は高品質の天然のものがメインで作られています。アカナは自然派キャットフードの中でもとりわけ品質が良いと言うことで人気があります。その中でも腎臓病を予防するためにおすすめするのが魚味のパシフィカです。

原材料は以下の通りです。

新鮮な野菜、果物、ハーブなどが入っているため食物繊維量は豊富です。また、乳酸菌の一種であるエンテロコッカス・フェシウム菌が添加されています。このため、猫が便秘をしないよう工夫がされています。

また、パシフィカは3種類の中でリンの量、オメガ3脂肪酸の量が他の味よりも優れています。詳細は、3種類の味を比較した以下の成分表で確認ください。

ワイルドプレイリ― パシフィカ グラスランド
カルシウム 1.5% 1.5% 1.8%
リン 1.1% 1.1% 1.4%
マグネシウム(以下) 0.1% 0.1% 0.1%
オメガ6 2.9% 2% 2.5%
オメガ3 0.9% 2.2% 1%
DHA 0.2% 1% 0.2%
EPA 0.2% 0.8% 0.2%

いろんなキャットフードでオメガ3脂肪酸の量をチェックしていますが、アカナのパシフィカに含まれているオメガ3脂肪酸ほどの量のものはありません。オメガ3脂肪酸は猫の身体に欠かせない脂肪酸であるため、積極的に食べさせてあげると良いでしょう。

ロイヤルカナン エイジング12+

ロイヤルカナンはフランスのペットフードメーカーです。独自の研究所を持っている大手企業です。年齢別のキャットフードの他に病気になった際の療養食(りょうようしょく)も販売しています。

ロイヤルカナンエイジング12+の原材料は以下の通りです。

原材料の中でオメガ3脂肪酸にあたるのは魚油で、含有量は1.09%です。また、便秘予防には、フラクトオリゴ糖とサイリウムが使われています。サイリウムは、オオバコ草からつくられた食物繊維です。水分を含んで便を柔らかくする成分と腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を盛んにする成分がバランスよく配合されています。

また、エイジング12+のリンの含有量は0.6%になっており、かなり量が控えられています。高齢猫になると腎臓病になりがちという猫の悩みに特化したキャットフードです。

2つのキャットフードは、実際に我が家の猫たちが食べているローテーションキャットフードです。どちらのタイプも食いつきが良く、健康的なウンチも出ています。あなたの猫に腎臓ケアのキャットフードを検討するならば、どちらかを試してみることをおすすめします。

慢性腎不全を予防する自宅でのケア

腎臓病を予防するためのキャットフードについてお話をしました。次は、腎臓病予防のために自宅でできる簡単ケアを紹介します。自宅で行う具体的なケアは、「口腔ケア」と「こんにゃく湿布」の2種類があります。これらは、我が家の猫たちに実際に行っています。

今からお話をする2種類の自宅ケアは、腎臓病予防に高い効果があります。もし、あなたの猫が11歳以上の高齢期にさしかかるようであれば、少しずつでも取り組むことをおすすめします。

我が家では2つのケアを6か月続けています。19歳と14歳の猫のものですが、直近の血液検査の結果があります。以下が結果の数値ですが、今のところ腎臓病の心配はありませんでした。

まずは、19歳の猫の結果は以下の通りです。

腎臓病かどうかを判断する際、血液の検査結果をトータルで見て判断することになります。その中でも、腎臓の機能を見る数値は、尿素窒素(にょうそちっそ)、クレアチニン、カルシウム、リンの4つになります。

上記の検査結果から、クレアチニンが基準値0.8~1.8㎍/㎗に対して1.9㎍/㎗になっていることが確認できます。基準値と比べると0.1㎍/㎗ポイント多くなっています。それ以外の数値は基準値以内にとどまっています。

獣医師からは、19歳という年齢でこの数値なら特に問題はなく、今後も半年に1回の健康診断で良いでしょう。とコメントをもらいました。

次は14歳の猫の結果になります。検査結果は以下の通りです。

腎臓病を見る4つの数値はどれも基準値以内になっているため、問題はないとのことでした。とりあえず、一安心しました。

一緒に暮らす猫にはいつまでも元気でいてほしいと思います。ただ、猫は高齢になると腎機能が弱るため、腎臓病になりやすい動物です。

そのため、腎臓病を患う前から、腎臓を労わる生活、腎臓病予防のキャットフードなどを取り入れることで、少しでも長く健康に過ごすことができます。

以下はとても簡単ですが、猫にとって効果のある自宅でのケアである「口腔ケア」と「こんにゃく湿布」の2つを紹介します。

慢性腎不全を予防するための口腔ケア

「口腔ケア」とは、猫の口の中を清潔にするための歯みがきのことです。歯みがきをすることで、歯周病を防ぐことができます。歯周病とは、口腔内に繁殖(はんしょく)する歯周病菌(ししゅうびょうきん)によって引き起こされ、歯ぐきから出血したり、歯がぐらぐらして抜けてしまう病気です。

歯周病菌が恐れられる原因は、だ液に混じり血液やリンパ液に入り込み全身を巡ることで、心臓や肝臓、腎臓にダメージを与えるからです。とくに、血液をろ過して老廃物を排出する機能を持つ腎臓は、血液が大量に集まる臓器になるため、歯周病菌が集まる臓器になります。

そのため、歯周病で口腔内が不潔になれば、慢性腎不全になるリスクが高くなってしまうのです。

我が家の猫は、今まで週に1、2回ほど口腔ケアを行っていました。口腔内は、奥歯に歯石がついていますが、歯肉炎や歯周病などは今のところ発症していません。

ただ、年齢が高齢化しているため、水分補給を兼ねてウェットフードを取り入れることが多くなってきました。そのため、フードのカスが歯に付着しやすくなっています。口腔内が不潔になっているため、歯周病を引き起こす可能性が高まっています。そのため、最近は、1日1回の口腔ケアをするようになりました。

口腔内ケアにはさまざまな方法がありますが、毎日行う場合、お手軽にできるということが継続するためのコツです。我が家猫も、口腔ケアは嫌いなようで、あまり凝ったケアはできません。

そこで、ウェットシートで拭くだけの口腔ケアを続けています。少しのことでも、毎日やるのとやらないのでは大きな違いがあります。具体的な手順は以下の通りになります。

口腔ケアの手順

我が家で毎日行っている口腔ケアです。まず、用意するものは、以下のものです。

準備するもの

歯みがきシート(歯ブラシは力の加減が分からず、猫の口を傷つけてしまうことがあります。猫が慣れていない内は、歯みがきシートを使った方が安全です。)

口腔内洗浄液(口の中を清潔に保つスプレー)は、水に垂らすだけのもの、口にスプレーするものなどいろんな種類があります。あなたの猫に合ったものを探してみましょう。

具体的な手順

① 猫がリラックスしている状態に行います。

頭や、背中、あごの下など、猫が喜ぶ場所を撫でると、リラックスしてくれます。

② 使いやすい歯みがきシートを準備します。

③ 歯みがきシートを指に巻きます。

④ 歯周病菌(ししゅうびょうきん)の付きやす場所は歯と歯ぐきの間です。最初は口腔内を全て磨ききることは難しいため、今日は右側、明日は左側というように場所を決めて磨いてあげると良いでしょう。

⑤ 磨いた後は、以下のように汚れが付着します。

⑥ 3か月間、毎日口腔ケアを行った結果、歯石がポロっと取れました。以下が歯石です。

このように、毎日、口腔内を拭くだけも続けていると、歯石がとれたり、口の中のヌメリがなくなったりなど変化を感じることができます。

口腔ケアについては、やってもらうのを喜ぶ猫はいません。猫からは嫌われる行為ですが、猫の健康を守る上では、重要なケアになります。口腔ケアについては、嫌がるから止めるのではなく、嫌がられても構わず行うことが猫の健康を守ることになります。

口腔ケアをするときの注意点

飼い主が口腔ケアをしている際に、猫に噛まれてしまった場合、必ず病院で診てもらいましょう。猫の噛み傷を放置しておくと、傷口が化膿(かのう)したり、熱が出たりと体調不良を招くことがあります。

猫のケアをするのは、飼い主のあなたしかいません。あなたの体が不調になれば、猫の自宅ケアなどできることではありません。噛み傷ができてしまったときは、治るまで口腔ケアもしばらくお休みした方が良いでしょう。できる範囲で、少しずつコツをつかみながら、口腔ケアを続けましょう。

私自身も最初のころは猫に噛まれることがありましたが、続けているうちに慣れてきました。

自然療法のこんにゃく湿布について

次にお伝えするのは「こんにゃく湿布」です。私たちがいつも食べているこんにゃくには、身体の毒素を吸い取っるという効果があります。

そして、こんにゃく湿布とは、温めたこんにゃくを肝臓や腎臓に湿布する自然療法です。おもに、人間が身体を養生するため、昔から知る人ぞ知る的に行われていました。

私自身、以前から身体が疲れたときなどに、こんにゃく湿布を行っていました。こんにゃく湿布をした後、身体が温かくなり、よく眠れるという効果があったため、我が家の猫にも試してみることにしました。

では、こんにゃく湿布には具体的にどのような効果があるのでしょうか。具体的な効能についてお話していきます。

こんにゃく湿布の効能

こんにゃく湿布は、風邪をひいたとき、身体が疲れたとき、胃腸の働きが悪いとき、腎臓病、肝臓病、高血圧などに効果があります。

温めたこんにゃくをフェイスタオルに巻き、肝臓と腎臓にそれぞれ10分(合計20分)当てます。身体の老廃物を排出する機能がある肝臓や腎臓に、温めたこんにゃくを湿布することで、解毒機能(げどくきのう)が高まり、身体の状態を良くすることができます。

高齢猫になれば若いときよりも、肝臓や腎臓の働きが悪くなるのは普通のことです。こんにゃく湿布をすることで、内臓の働きを助けることになれば良いと思い試してみることにしました。ただ、猫に試すのは初めてだったため、猫が気持ち良いと感じるか、嫌だと感じるかで続けて良いか悪いかを判断することにしました。

最初、猫の身体にこんにゃくを乗せたときは、「これは何?」という顔でしたが、しばらくそのままにしておくと、喉をゴロゴロ鳴らしリラックスした様子をみせました。猫の反応から、問題はなさそうだと判断することにしました。

ただ、いくら気持ち良さそうといっても、慣れてないうちは、熱いこんにゃくを長く乗せておくのは、猫の身体に負担を掛けることになります。最初の5~6回は、肝臓、腎臓にそれぞれ5分ずつ(合計10分)乗せることから始めました。その後、猫の様子に問題はなかったため、身体にこんにゃくを乗せる時間は、5分から10分に(合計20分)に延長することにしました。

こんにゃく湿布を行う回数は、1週間に2~3回程です。こんにゃく湿布が終わったあとの猫の様子を観察していると、猫がそそくさとトイレに行き、大量のおしっこをしていることがあります。

トイレ終了後は、猫の足取りがとても軽やかで機嫌が良いように感じます。最初は、偶然だろうと思っていましたが、しばしば同じことを目にするため、私自身こんにゃく湿布は猫に有効な家庭内ケアだと実感しています。今後も猫の様子を見ながら続けていきたいと思っています。

こんにゃく湿布の手順

では、具体的にこんにゃく湿布を行うための詳しい手順について説明します。

準備するもの

こんにゃく(1個)、フェイスタオル(1枚)、鍋(こんにゃくを温めるため使用)、ザル(鍋からこんにゃくをあげるときに使用)、たっぷりの水(こんにゃくを温めるために使用)、容器(使ったこんにゃくを保存するため使用)

具体的な手順

① 以下のように、鍋にたっぷりの水を入れお湯を沸かし、沸騰後こんにゃくを入れ10分間茹でます。

② 10分後、以下のように、こんにゃくをざるにあけます。鍋にはお湯がたっぷり入ってますから、熱湯がかからないよう十分注意しましょう。

③ 広げたフェイスタオルに、以下のようにこんにゃく乗せる。

最初にフェイスタオルの両端を折り、以下のようにこんにゃくを包む。こんにゃくの包み方は自由なので、包みやすい方法で大丈夫です。

④ 猫の肝臓に、こんにゃく湿布を乗せる。猫の身体が熱くなり過ぎないよう、ほのかに温かい部分を身体に乗せるようにしましょう。肝臓の位置は以下の通りです。

最初に試してみるときは5分から始めた方が良いです。様子を見ながら、リラックスしているようなら、1週間ほどは短い時間で続けてみる。十分慣れてきたら、5分から10分に時間を延長しましょう。

ただ、毎回、猫の様子を注意深く観察しましょう。もし、こんにゃくを乗せたときに、身体をずらして乗せるのを嫌がったら、中止した方が良いです。嫌がる猫に強要しても効果はありません。

⑤ 肝臓への湿布が終わったら、次は猫の腎臓にこんにゃく湿布を乗せる。腎臓の位置は以下の通りです。

肝臓の場合と同様に、猫の様子を観察しましょう。こんにゃく湿布を乗せた後、身体をずらして嫌がったら、中止しましょう。

⑥ こんにゃく湿布が終了したら、以下のように、容器に水とこんにゃくを入れ、冷蔵庫で保存します。

こんにゃくは、複数回使えます。使ううちに、こんにゃく自体が以下のように小さくなります。

上記の右側は、6回使用したこんにゃくです。小さくなってくると、温かさが持続しにくくなりますので、新しいこんにゃくに交換しましょう。

ちなみに、こんにゃく湿布のこんにゃくは、どんなものでも大丈夫です。

こんにゃく湿布をするときの注意点

使い終わったこんにゃくには、猫の身体の毒が吸着されています。くれぐれも、間違って食べてしまわないよう気をつけましょう。

こんにゃく湿布をする際の気を付けるポイントは、猫の様子を良く観察することです。高齢の猫は、体調によってはこんにゃく湿布を嫌がるときがあります。嫌なときは、すぐに身体をずらして、こんにゃく湿布を外そうとします。そんな様子を感じたら、無理せず止めてしまいましょう。

こんにゃく湿布をする時間は、食後1時間以上経ってからが適しています。こんにゃく湿布は、血流を良くして、解毒を促すケアになります。そのため、胃の働きがおさまってから行った方が効果的です。

まとめ

猫が7歳以上になったら、腎臓病を予防するよう心がけましょう。具体的な予防策は以下の3つです。

・腎臓病を予防するための適切なキャットフードを選ぶ

・腎臓病を予防する自宅ケアを行う

・水分を多めに摂取する

腎臓病を予防するための適切なキャットフードの条件は「リンの含有が少ないもの」「オメガ3脂肪酸が多く含まれているもの」「便秘を予防するもの」の3つです。

年齢別のキャットフードであれば、7歳以上の猫用のものは、リンの含有量は少な目に設定してあります。もし、全年齢用のもので選ぶときは、1.0%以下を目安に選ぶようにしましょう。

腎臓予防の自宅ケアは「口腔ケア」「こんにゃく湿布」です。優先順位が高いものは「口腔ケア」です。口の中の汚れが腎臓に負担を掛けます。口腔内を常に清潔にすることで、猫が健康に過ごす期間を延ばすことができます。

口腔ケアは、猫が嫌がる行為ですが、猫の為を思うならできる範囲でトライしてみましょう。少しずつでも確実に効果はあります。